シャボン玉。

壊したかったわけじゃない。
だけど、奪おうとしてたわけじゃないって言ったら嘘。



あたしのせいじゃない。
あたしのせいかもしれない。
真実なんて2人にしか、わからない。





ねぇ、あたしたちはもう純粋じゃないの。
そんな行動で、本心なんてもう探り合えなくなってしまったの。
手を繋いでくれたこと。
「じゃあ、半分開けてあげるから」と狭いソファーで眠そうに投げかけた言葉。
それでも、君は夜景と満天の星空の下で、
「泣きそう」ってつぶやいた。


そんなに辛いなら、彼女と別れないで。
こんなあたしでも、いつかは「特別」になれるのかな。